天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-06-26から1日間の記事一覧

歌集『朝涼』(2/4)

ここでは短歌を心地よく読ませる韻律の技法を作品例と共に紹介しよう。特徴的なのは、破調が大変多いことである。多くは一字余り程度であり、読んでいても気づかないか気にならない。。ただし歌集の終わりに近づくと、気づく破調が増える傾向がみられる。 そ…