ただよへる白き雲をも攫(さら)ひしか滝りんりんとひかり を増しぬ 春日真木子 凍りたる滝を見上げて立つわれは寒き柱を身の内にもつ 柏崎驍二 宙空のみどりごに乳与へゐる滝の母性の轟きつづく 岩井謙一 藤の花うすむらさきの宙に垂れ地にはとどかぬ未完なる…
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