若葉ぬれ窗ぬれ空気しめりくるこの雨に子の墓もぬれゐむ 五島美代子 墓買いに来し冬の町新しきわれの帽子を映す玻璃あり 寺山修司 墓買いにゆくと市電に揺られつつだれかの籠に桃匂いおり 寺山修司 蝶とまる木の墓をわが背丈越ゆ父の思想も超えつつあらん 寺…
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