こころ語ることにもあらず行き連るる墓苑のさくらまた老樹なす 近藤芳美 家継がぬ吾をいさめし母と思ひ建てし墓処に雪淡く舞ふ 光山半弥 おだやかな陽に 小草と鎮まる墓地 今在ることを 踏みしめる。 井伊文子 暮れなずむ墓地に遍き晩夏光 生き行きて一基の…
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