天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-08-31から1日間の記事一覧

月の詩情(2/12)

月の表現 日本の詩歌において月が現れるのは、万葉集からのようである。記紀歌謡には、月が女性の月経に掛けて詠われているのみで、美しさの表現は見当らない。 月が喚起する人間の感情、或は月が象徴するものとして、大きくは幻想と狂気があろう。 ただ日本…