病む吾子に年祝(ほ)ぎの箸をもたしめてまなこぬれゆくわれも吾妻も 木俣 修 両の眼の盲(し)ひるくらやみいかなれば子は父よりも罪ふかしとぞ 前登志夫 いたむ目に冷たき指をあてて思ふいひわけはきかれぬかもしれぬ 石川不二子 眸(まみ)とぢて想へば易し氾濫…
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