十年のわれの病をみとりつつ妻も老いたり髪白くなりて 五味保義 癒えがたき病を生きて見る萩のくれなゐ深し月の光に 桐原美代治 ある日ふと病(やまひ)あらはれかなしげな顔して春の われをみつむる 馬場あき子 病む父が花とよびゐし死のことを椿咲く日は思ひ…
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