天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-11-06から1日間の記事一覧

自然への挽歌(3/9)

絵画手法の導入 はじめに正岡子規が写生の方法を短歌に持ち込む契機となった考え方を「歌よみに与うる書」から要約しておこう。 詩歌に限らずすべての文学が感情を本としていることは古今東西共通である。感情を本 とせず、理屈を本としたものがあるなら、そ…