天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-12-18から1日間の記事一覧

涙のうた(3/11)

忍びねの袂は色に出でにけりこころにも似ぬわが涙かな 千載集・皇嘉門院別当 ころも手におつる涙のいろなくば露とも人にいはましものを 千載集・二条院内侍参河 つつめども枕は恋を知りぬらむ涙かからぬ夜半しなければ 千載集・源 雅通 年ふれどあはれにたえ…