天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-12-20から1日間の記事一覧

涙のうた(5/11)

あさみこそ袖はひづらめ涙川身さへ流るときかばたのまむ 古今集。在原業平 つれづれのながめにまさる涙川袖のみぬれて逢ふよしもなし 古今集・藤原敏行 世とともにながれてぞゆく涙川ふゆも氷らぬみなわなりけり 古今集・紀 貫之 なみだがはまくら流るるうき…