天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-12-27から1日間の記事一覧

冬を詠む(1/9)

冬の語源は、「ひゆ(冷)」。日本では、新暦で12月から翌年2月までの期間を差す。 秋の田のわが刈りばかの過ぎぬれば雁が音聞ゆ冬かたまけて 万葉集・作者未詳 冬過ぎて春来るらし朝日さす春日の山に霞たなびく 万葉集・作者未詳 霜枯れの冬の柳は見る人の…