天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-01-08から1日間の記事一覧

知の詩情(3/21)

今ではほとんど使われなくなったが、「温故知新」という言葉がある。現代短歌における「知の詩情」のフロンティアで、小池光ほどこの言葉がぴったり当てはまる歌人は他にいないのではないか。「古」の代表として、斎藤茂吉と塚本邦雄を取りあげ、小池光が切…