天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-01-14から1日間の記事一覧

知の詩情(9/21)

第二の技法は、「・・少女」「・・男」などの造語である。塚本の歌から。 海彦は水葱少女(なぎをとめ)得て霜月のうらうらととほざかりし白帆 『歌人』 氷上の錐揉少女(きりもみをとめ)霧(きら)ひつつ縫合のあと見ゆるたましひ 『星餐図』 そのめぐりたちまち…