小池光は、「不在の在」を詠う明確な方法論を提示しているわけではないが、次のような歌で、喪失感が指摘されている。 廃駅をくさあぢさゐの花占めてただ歳月はまぶしかりけり 『廃駅』 盗まれたるわが自転車はいまいづこすさまじき月の夜を帰りて 『日々の…
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