天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-01-25から1日間の記事一覧

知の詩情(20/21)

事実真実を論理的に詠うことで、不思議さやユーモアが出せる方法も小池は心得ていた。 存在と時間をめぐり思ふとき泥田の底の蓮根のあな 『日々の思い出』 ひとところ冬日のたまる枯芝を猫のかたちは横ぎりゆくも 『静物』 芝桜をカラス飛び立てり ややあり…