天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-01-29から1日間の記事一覧

和歌の鳥(3/9)

次は、万葉集だけに九首(短歌は四首)詠まれている「あぢ」について。この鳥は、カモ科のトモエガモではないかと考えられている。現在は絶滅危惧種に指定されていて、目にすることはほとんどない。 山の端にあぢ群騒き行くなれど我れは寂しゑ君にしあらねば…