天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-01-30から1日間の記事一覧

和歌の鳥(4/9)

次は、万葉集だけに六首(短歌は二首)詠まれている「ぬえ鳥(鵺鳥)」について。この鳥は、スズメ目ツグミ科に分類されるトラツグミのこと。日本では留鳥として、本州、四国、九州の低山から亜高山帯で繁殖する。 鵺(ぬえ) は古来、妖怪と考えられた。「ヒ…