天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-02-01から1日間の記事一覧

和歌の鳥(6/9)

新古今集には、鵲(かささぎ)を詠んだ歌が三首ある。鵲は、スズメ目カラス科の鳥。日本へは一六世紀末頃朝鮮から持ち込まれたとされ、筑紫平野で繁殖し、天然記念物に指定されている。なので、新古今集に詠まれた歌は、七夕の伝説に想を得たもの。 鵲の雲の…