新古今集には、鵲(かささぎ)を詠んだ歌が三首ある。鵲は、スズメ目カラス科の鳥。日本へは一六世紀末頃朝鮮から持ち込まれたとされ、筑紫平野で繁殖し、天然記念物に指定されている。なので、新古今集に詠まれた歌は、七夕の伝説に想を得たもの。 鵲の雲の…
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