天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-03-16から1日間の記事一覧

一茶俳句と古典(2/3)

■前書に詩経の詩篇名をもってきたものがある。特に享和期の作品に目立つ。この時期の工夫と思われる。寛政十二年から享和初め頃、『百人一首』による古歌の学習や『詩経』の講釈聴聞、『易経』の独学など懸命の精進をしたという。『詩経』や『易経』の俳訳に…