天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-03-19から1日間の記事一覧

喩に沈む季節(2/8)

2.勅撰和歌集と部立の終焉 大和時代の記紀歌謡、万葉集を経て和歌の形式が整備されたが、奈良末期から平安初期にかけて、遣隋使、遣唐使にみられるような中国文化導入と漢詩文の隆盛に圧されて一旦和歌は衰微した。その後の藤原政権確立、草仮名による女房…