天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-03-23から1日間の記事一覧

喩に沈む季節(6/8)

三番目に、特に強調しておきたいことだが、季語を比喩表現の中で使っている歌では季節感が薄れる。現代短歌では、比喩表現の中に季語が多く現れる。作者並びに読者は、季節をどう感じてほしいかあるいは鑑賞するか、が課題である。比喩表現における季語は、…