天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-03-27から1日間の記事一覧

時を詠む(2/5)

いつはとは時はわかねど秋の夜ぞ物思ふ事のかぎりなりける 古今集・読人しらず かぎりなき君がためにと折る花は時しもわかぬものにぞありける 古今集・読人しらず 時すぎてかれゆく小野の浅茅(あさぢ)にはいまはおもひぞたえず燃えける 古今集・小町姉 また…