いつの日の雨を溜めいし空缶かこぼせば〈時〉がまた水になる 福崎定美 火も人も時間を抱くとわれはおもう消ゆるまで抱く切なきものを 佐佐木幸綱 にんげんの時間は背骨のなかにある樅を見上げてわれ息深し 渡辺松男 霧うごき木の花の匂ひ流れたり久遠(とは)…
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