天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-04-08から1日間の記事一覧

俳句を詞書とする短歌(8/9)

『ジャダ』―鬱王― から四作品を。藤原によれば、「鬱王」一連は、赤尾兜子の俳句作品に対する反歌であるという。つまり短歌の部分は、俳句の意を反復・補足し、または要約する働きをする。更には、兜子への心寄せであり、俳句作品へのオマージュでもある。な…