『ジャダ』―鬱王― から四作品を。藤原によれば、「鬱王」一連は、赤尾兜子の俳句作品に対する反歌であるという。つまり短歌の部分は、俳句の意を反復・補足し、または要約する働きをする。更には、兜子への心寄せであり、俳句作品へのオマージュでもある。な…
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