天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-04-11から1日間の記事一覧

食う・飲むを詠む(2/6)

わが盛りいたく降(くた)ちぬ雲に飛ぶ薬はむともまた変若(をち)めやも 万葉集・大伴旅人 柵越(くへご)しに麦食む小馬のはつはつに相見し子らしあやに愛(かな)しも 万葉集・東歌 うつたへに鳥は喫(は)まねど縄(しめ)延(は)へて守(も)らまく欲しき 梅の花かも …