天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-04-12から1日間の記事一覧

食う・飲むを詠む(3/6)

水(みづ)芥子(からし)冬のしげりを食ひ尽しのどかに次の伸びゆくを待つ 土屋文明 道に倒れし馬なりしことは後に知りき幼くて食ひしにくといふもの 土屋文明 何をして食ふかと村人の疑ふまでとどまりし彼の谷を忘れず 土屋文明 何が食ひたい言はれて答容易な…