天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-04-15から1日間の記事一覧

食う・飲むを詠む(6/6)

せき水に又衣手は濡れにけりふたむすびだにのまぬ心に 増 基 あさいでにきびの豊(とよ)御酒(みき)のみかへしいはじとすれど しひてかなしき 源 俊頼 秋の雨寂しき今日を友もなし海苔を火にあてて独りこそ飲め 大隈言道 夜の炉べに蜜をのみつつ眼つむれば幾百…