短歌の力 関東大震災の折、情況を詠むのに適した詩形について考えた歌人がいた。釈迢空と北原白秋である。釈迢空は、短歌様式の詠嘆をはがゆく感じて、短歌に近い別の四行の小曲に表そうとした。歌集『海やまのあひだ』(大正一四年五月、改造社刊)のあとが…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。