天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-04-20から1日間の記事一覧

天地(あめつち)は動くか (5/7)

2011年の短歌甲子園には、震災復興の願いがこめられていた。作品はみな三行書きにしてある。石川啄木『一握の砂』の表記に倣ったようだ。 東北の空に 天使はうずくまる 「翼があっても奇跡は起きない」 気仙沼高・山内夏帆 奪われた 二万人から 託された 今…