天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-04-22から1日間の記事一覧

天地(あめつち)は動くか (7/7)

終りに 和歌の時代には、為政者、武人までが歌を詠んだので、紀貫之が書いたように、やまと歌が天地(=世論・政治)を動かした例があるやも知れぬ。また近代短歌では、第二次世界大戦の敗戦にいたるまでに作られた夥しい数の戦意高揚歌は、国民を突き動かす…