天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-04-23から1日間の記事一覧

俳句は取合せ(1/10)

はじめに 松尾芭蕉は、俳句の骨法を「発句は畢竟取合物とおもひ侍るべし。二ツ取合て、よくとりはやすを上手と云也」(許六の記録)と、簡潔に要約した。つまり俳句とは、二つのものを取り合せて作る文藝という。もともと俳諧連歌から派生したものなので、取…