天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-04-25から1日間の記事一覧

俳句は取合せ (3/10)

芭蕉の「さみだれ」13句 堀信夫監修『芭蕉全句』(小学館)による。 ほぼ年代順にあげてみる。 五月雨に御物遠(おんものどほ)や月の顔 季語=五月雨、取合せ語=月の顔、連結語(とりはやし)=御物遠「御物遠」は「ごぶさた」を意味する挨拶言葉。五月雨の…