天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-04-26から1日間の記事一覧

俳句は取合せ (4/10)

芭蕉の「さみだれ」13句(続) 五月雨の降残(ふりのこ)してや光堂(ひかりだう) 季語=五月雨、取合せ語=光堂、連結語(とりはやし)=降残して名紀行文「おくのほそ道」平泉の条に出てくる。この句の前に次の文章がある。「かねて耳驚かしたる二堂開帳す。…