天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-05-18から1日間の記事一覧

平安・鎌倉期の僧侶歌人(16/17)

参考 秋の野になまめきたてるをみなへしあなかしがまし花もひと時 古今集・遍昭 *若い女たちがあたり憚らずお喋りなどしている様を暗喩する。 たらちめはかかれとてしもむばたまの我が黒髪をなでずやありけむ 後撰集・遍昭 *むばたまの:「黒」にかかる枕…