天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-05-20から1日間の記事一覧

水のうた(1/17)

「水」の語源は、「みつ(満)」という説あり。確かに自然界には水が満ちている。 秋山の樹(こ)の下隠(かく)り逝(ゆ)く水のわれこそ益(ま)さめ御思(みおもひ)よりは 万葉集・鏡王女*天智天皇が鏡王女のいる家が見えたらなあと嘆いた歌に対する返歌で、意味…