天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-05-21から1日間の記事一覧

水のうた(2/17)

花ちれる水のまにまにとめくれば山には春もなくなりにけり 古今集・清原深養父*意味は「花が散って流れている川をさかのぼって、花を求めて来たところ、山には 花もなく春さえもなくなっていた。」 もみぢ葉の流れざりせば竜田川みづの秋をばたれか知らまし…