天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-05-22から1日間の記事一覧

水のうた(3/17)

水のおもの深く浅くも見ゆるかな紅葉の色やふちせなるらん 拾遺集・凡河内躬恒 雨ふりて庭にたまれるにごり水たがすまばかは影の見ゆべき 拾遺集・よみ人しらず*庭たずみを詠んでいる。 岩間より流るる水ははやけれどうつれる月のかげぞのどけき 後拾遺集・…