天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-05-24から1日間の記事一覧

水のうた(4/17)

今はとも思ひな絶えそ野中なる水の流れはゆきてたづねん 新古今集・大中臣輔親*古今集の「いにしえの野中の清水 ぬるけれど もとの心を 知る人ぞ汲む (読人不知)」を本歌取りしている。野中の清水は、現在の神戸市西区の湧水 を指す。作者の大中臣輔親は…