天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-05-27から1日間の記事一覧

水のうた(7/17)

疲れたるまなこもてみよガラス戸の水一滴のなかのゆうぐれ 村木道彦 水明りのごときもの見え炎見え広野に充つるしづかなる声 石川一成 水明りのごときもの見え木(き)草(ぐさ)見え日の暮れ蒼く湿原は澄む 石川一成 いまわれの手にて汲みつつある水をまなこと…