天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-06-06から1日間の記事一覧

水のうた(17/17)

ここでは、庭潦(にはたづみ)あるいは行潦(にはたづみ)を詠んだ作品をまとめておこう。「にわたづみ」とは、夕立などが降って庭にたまった水のこと。「流るる」「川」の枕詞になることもある。以下の二首目と五首目が該当する。 はなはだも降らぬ雨ゆゑにはた…