天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-06-11から1日間の記事一覧

時の移ろいー朝・昼・晩(2/4)

昼、真昼、白昼、昼下がり 古代において「る」というのは、「状態」を表す語だった。昼は太陽が空にある間を意味するので、「日」と「る」から「ひる」となった。 あかねさす昼は物思(も)ひぬばたまの夜はすがらに哭(ね)のみし泣かゆ 万葉集・中臣宅守*「明…