天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-07-13から1日間の記事一覧

感情を詠むー「悔しさ」(3/4)

さながらに悔の連鎖とおもふまでベッドをめぐり雨の音する 大野誠夫*第三者が見ると異常に思うだろう。 知れるかぎりの吾がみづからの悔しみに歩みてをりて小さく叫びき 河野愛子*これも第三者からは、異常に見える。心の状態が行動につながるのだ。 われ…