天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-08-28から1日間の記事一覧

荒天を詠むー嵐(1/6)

近年、日本列島は大雨や嵐に襲われ、大きな被害を出している。和歌を見る限りでは、嵐の被害を詠んだ作品は見当たらない。古典和歌においては、嵐といえど雅な情景の一コマとして捉える、という文化であったようだ。 「あらし」の「あら」は荒、「し」は東風…