天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-10-21から1日間の記事一覧

はかなし(3/6)

さきの世の契りをしらではかなくも人をつらしと思ひけるかな 金葉集・前中宮上総 はかなくて過ぎにしかたを数ふれば花にもの思ふ春ぞへにける 新古今集・式子内親王*式子内親王は1153年頃京都に生まれ、1201年に京都で亡くなった。およそ 48年の生涯であっ…