天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-11-03から1日間の記事一覧

小池光歌集『梨の花』(10/11)

■(一面的な)事実・真実をそのまま入れる 短歌の入門時には、日記や記録のような事実はそのまま詠んでは歌にならない、と教わる。現在でも歌人の中には、こうした主張をする人たちはいる。だが、小池さんの作品を読むと、そうではない、一面的な事実・真実…