天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-11-11から1日間の記事一覧

千鳥のうた(4/6)

おりゐれば磯うつ浪に玉ゆらの戸わたる千鳥声ぞのこれる 正徹 かれす猶妻とふ千鳥声さむし河辺の茅原(ちはら)しも深き夜に 岡本宗好*岡本宗好は、江戸前期の国学者。松永貞徳・中院通茂に学び、水戸光圀 に仕えた。 神山の夜半の木がらし音さえてみたらし川…