天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-11-25から1日間の記事一覧

小池光の短歌―ユーモア(11/26)

◆「われ」の描写(客観視・見立て)1/4 うしみつのころほひちかく菖蒲湯に愚者われうかぶ帽子かむりて 『廃駅』 つぼみ張り巡らして立つくらやみの桜のもとへ半身行かす 人民帽ふかくかむりし一人のわれが夜の鏡のまへに来てをり 『日々の思い出』 さなきだ…