天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-11-26から1日間の記事一覧

小池光の短歌―ユーモア(12/26)

◆「われ」の描写(客観視・見立て)2/4 加須(かそ)の次ぎ久喜(くき)にとまれる急行にわれとあたまの毛帽子と乗る 『思川の岸辺』 四十九個の疣(いぼ)の一つをわれ押してはなれたところのテレビを消しつ メイラックス一時間後に効いてきてわれはしづかな夕べ…