天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-12-02から1日間の記事一覧

小池光の短歌―ユーモア(17/26)

◆把握・認識の仕方 1/2 縞馬の尻の穴より全方位に縞湧き出づるうるはしきかな 『廃駅』 しろたへの生クリームは漲りてココアの熱きおもてを閉す 『日々の思い出』 わけのわからぬ物質潜む小枕に大事なあたまをのせてぞ冷やす ビニールに鰯を入れて下げて来ぬ…