天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-12-05から1日間の記事一覧

小池光の短歌―ユーモア(20/26)

◆過剰に丁寧・厳かな言い方、哲学的もの言い、言葉の珍しい組み合わせ、造語 遠くよりみれば麦生にさやりなむばかり垂れたり高圧線は 『静物』 かんがへるをりふしの時えんぴつを耳に挟みまた鼻の下にもはさむ いつしかも森銑三などよみはじめ中年の鞄のくた…